日本一、具体的なグーグルMEO対策のノウハウと方法【自力で可能な対策も紹介】

MEO(ローカルSEO)対策
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ライター : 犬塚 健斗

20代はシェフとして修行。その後、IT大国インドに渡ってプログラミングを学び、帰国後スタンドオンを開業。インバウンドとMEO対策のコンサルティング事業を手掛ける。また自ら飲食店経営を経営し、MEO対策を実践した結果4ヶ月で連日満席の繁盛店に成長。飲食店では考えられない利益率38.1%の経営を実現してきた。その他、フォトグラファーとしても活躍している。

僕がWebマーケティングを始めたての頃、みなさんと同様にグーグルMEO対策に関して検索したのですが、驚くほどに情報のクオリティが低かったのを覚えています。数年経って久しぶりに検索し直してみました。

犬塚

しかし未だにどれもこれも似通った情報ばかり。コピペ記事でしょうね。

日本一、具体的なMEO対策の方法24選

日本語の情報があまりに更新されていないので、Googleの本拠地、アメリカから情報を掻き集めてきたところ、グーグルMEO対策には以下24個の基準が存在しました。

  1. 検索ユーザーの現在地から近い
  2. 検索クエリとの関連性の高いキーワードがインデックスされている
  3. 多くのCitation(リンク、サイテーション)を受けている
  4. Reputation(オンライン知名度)が高い
  5. レビューの数が多く、スコアが高い
  6. レビューの質が高い(キーワードが豊富に含まれており、写真が多く、文字数が一定以上書かれている)
  7. GoogleマイビジネスでOfferを準備する
  8. イベントがあればGoogleマイビジネスに更新する
  9. Googleマイビジネスに多く写真を投稿している
  10. Googleマイビジネスの情報が最新である
  11. Googleマイビジネスの投稿がたくさんある
  12. Googleマイビジネスでメニューや提供サービスの内容を明示するか、詳細を確認できるURLを貼る
  13. その他Googleマイビジネスの情報を隅々まで充実させる
  14. 予約用のメールアドレスや電話番号を登録する
  15. 提供サービスの料金を明示しておく
  16. ローカルガイドスコアの高いレビュアーにレビューをもらう
  17. NAPの統一
  18. Googleストリートビュー / Googleインドアビューの掲載
  19. レビューが入ったらすぐ返信する
  20. 不適切なレビューが入ったらすぐに削除申請をする
  21. 自社ホームページを持つ
  22. 自社ホームページにお問い合わせフォームの設置 
  23. ホームページにFAQの設置するか、Googleマイビジネスの”投稿”でFAQについて明記しておく
  24. グーグルMEO対策に置いてマイナス評価になる行為をしない

これだけ調べてみて感じますが、グーグルMEO対策するなら英語での情報収集はマストですね。情報量が本当に桁違い。

犬塚

MEO”という言葉自体、日本語にしかない言葉なので、”meo marketing”で調べても出てきません。興味ある方は”local seo strategies”などで調べてくださいね。

内部要因と外部要因

さてざっと列挙してみましたが、グーグルMEO対策は「内部要因」と「外部要因」の2つに大きく分けられます。
  • 内部要因  : 店舗からの発信に対してつくスコア
  • 外部要因 : お客様の評価に基づいて、店舗につくスコア
列挙した24個の基準を、この内部要因と外部要因に分けると下の図のようになります。
この中から自力で対策が可能で、かつ効果が出やすいものを3つ紹介します。

まずは自力でしたい、3つのグーグルMEO対策

自力で対策可能なMEO内部要因①:NAPの統一

Name Address Phoneの頭文字をとって、NAPです。店舗名(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone)を指し、インターネット上のすべてのNAPを統一しましょう。

インターネット上のすべて:Facebook, インスタグラム, Twitter, 食べログ, HOTPEPPER, 自社ホームページ, 自社ブログ, その他外部契約の予約システムなど文字通りWebサービスすべて。
と、ここまでが一般的に言われている「NAPの統一」ですが、Emailアドレスやディスクリプション(サイトの概要紹介)、サービス紹介や料金等も統一しておくことをおすすめします。なぜなら情報がWeb媒体ごとに違ってはユーザーにとって不便 = Googleが高くスコアリングしないからです。

例)インスタグラムに登録のEmail

your-email@yahoo.co.jp

例)ホームページに記載のEmail

info@your.domain.com

※グーグルMEO「対策」という言葉が誤解を生みやすいのだと思いますが、ビジネス側が儲けるために「対策するもの」ではなく、あくまで「ユーザーにとって便利」なWebサービスを提供することがGoogleの至上命題です。

自力で対策可能なMEO内部要因②:Googleマイビジネスの情報を隅々まで更新する

もしGoogleマイビジネスに登録していなければ、まず登録しましょう。登録方法は調べればたくさん出てきます。登録が完了したら、隅から隅まで情報を埋めましょう。前述のNAPの統一を意識しつつ情報を埋めるだけで、だいぶ表示順位が改善されます。

自力ですべきMEO外部要因:良質なレビューをもらう

スコアの高いレビューをたくさん頂くのが外部要因では重要ですが、しかしレビューはお客様次第で操作ができない分、MEO対策でおそらく最も難しいでしょう。友人・知人に頼んだり、割引で釣ってレビューを強制してもほとんど効果がなく、外注業者に頼んでもGoogleガイドラインの違反行為。結局自力でやるしかないからこそ超・難関です。

そこで僕が飲食店経営を通じてようやくたどり着いた、とっておきのレビュー獲得ノウハウを以下にまとめました。内容が充実し過ぎているだけに、初心者にとっては情報過多かもしれません。ブックマークしておいて1週間後くらいにもう一度読み直すと理解が深まるでしょう。

自力で対策可能な3つを終えたら、外注を検討しよう

以上、自力で対策できる基本的なGoogleマップ表示順位の改善方法を3つ紹介しました。この素人作業でもおそらく10位前後に表示されるようになるはず。さらに順位をあげ、集客に繋がるレベルまで高めてくれるのがプロのMEOコンサルタントです。

 

<MEOコンサルタントの仕事>
– 検索クエリと関連性の高いキーワードでのサイト設計、ライティング指導
– Web知名度(Reputation)の向上

このコンサルティングは3ヶ月以上の時間を要する仕事です。しかしそれではクライアントの皆さんのご機嫌をとれませんから、すぐに結果を出して見せるためにGoogleのガイドラインに違反する外部要因対策を行って数週間で一気に順位を上げる手法が出回っています。違反は違反なので、最悪の場合は将来ペナルティを受けてアカウント凍結になる可能性があります。正しく、安心して外注業者を見極める方法を下の記事にまとめておきました。要チェックです。