飲食店経営にかかる経費一覧と、経費をドッサリ削減する具体的な方法

経営者

コロナなんとか乗りきらなあかんけど、色々と経費かかるししんどいなあ….

大丈夫、削減できる経費は意外と多くあるものですよ

飲食店経営にかかる経費

飲食店経営においては全ての経費を一様に考えるのではなく、変動費と固定費に分けて考えます。

飲食店にかかる変動費

売上と比例して増減する経費を変動費と呼びます。仮に売上が減少してしまっても、これら変動費は比例して減少するため、コロナ禍でも飲食店に与えるダメージが少ない経費です。

飲食店にかかる固定費

売上に関係なく一定額でかかり続ける経費を変動費と呼びます。仮に売上が減少してしまっても、これら変動費は比例して減少するため、今回のコロナ禍や、改装工事のため一定期間店舗営業を休業するなど売上が減少したタイミングで飲食店に与えるダメージが大きい経費です。

これらの固定費を削減すれば、損益分岐点を下げることができるため、倒産リスクを減らして安定経営を築くことにも繋がります。

変動費にも固定費にも分類できない経費

飲食店経営において削減するべき経費とは？

以上のように、飲食店経営においては非常に様々な種類の費用が発生し得ます。その中でも、削減するべき経費、削減可能な経費をまとめました。

ではそれぞれについて、具体的な削減方法をみていきましょう。

1.人件費を削減する方法

1-1.口頭で注文を伺う機会を減らす

口頭注文をなくすのは、かなり抵抗を感じる、勇気が必要な経営判断でしょう。しかし実際に試してみるとわかるのですが、お客様はさほど口頭注文を望んでいないことが多いです。完全に口頭接客をなくすわけではなく、2割程度に削減するイメージで行動するといいでしょう。

1-2.電話予約をやめ、自動予約システムに

2.採用広告費を削減する方法

• ホームページの採用ページは、求人媒体に比べ店の特色や想いをアピールしやすく、意欲と質の高い応募者を集めやすいため非常に優良な採用方法です。

  例えば弊社の採用ページ例では、たった2万円のSNS広告で拡散しただけも、9人の応募、5人採用という結果になりました。

  

  採用ページ例

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  求人誌（タウンワークなど）に出稿した場合の応募数はどれくらいですか？求人を出した経験がある方は、是非コメントで教えてください。

3.税理士費用を削減する方法

• • 経営感覚を磨くためにも、個人事業主であれそもそも経費管理と確定申告は自身ですべき
  • Freeeなど高機能な会計ソフトのおかげで、個人事業であれば経費処理の難易度はかなり低くなった
  • もしどうしても外注する場合や、法人の場合は期中の仕訳だけ自社で行い、期末の確定申告のみ外注を検討すべし

  

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  飲食業は期中の会計処理が多いため、他業種に比べて顧問税理士顧問料も高額。レシート丸投げをやめ、仕訳だけでも自分ですることで、顧問料を下げてもらえることが多いですよ。

4.音響にかかる経費を削減する方法

5.宣伝広告費を削減する方法

集客に経費をかけるならば、課金時しか効果の継続しない集客施策より、継続性・再現性の高いマーケティングを選びましょう。

売上が減少していると、とりあえず売上をあげないといけないために、見境なく集客施策に経費を使ってしまいがちです。しかしこれらの集客施策はコスパが悪く、払った経費以上のリターンを取り返すことはかなり困難です。

代わって、おすすめの集客施策については現在まとめて執筆しています。楽しみにおまちください。

ライター : 犬塚 健斗

20代はシェフとして修行。その後、IT大国インドに渡ってプログラミングを学び、帰国後スタンドオンを開業。インバウンドとMEO対策のコンサルティング事業を手掛ける。また自ら飲食店経営を経営し、MEO対策を実践した結果4ヶ月で連日満席の繁盛店に成長。飲食店では考えられない利益率38.1%の経営を実現してきた。その他、フォトグラファーとしても活躍している。